プラスチック樹脂を原料とする床材のことをさします。主に塩化ビニル樹脂など硬質な素材を使い、30センチ四方のタイルのような薄い板状に成型加工した、プラスチック系床材のことを 「Pタイル」や「プラスチックタイル」と呼ぶことが多いです。Pタイルは、汚れにくく、硬質で耐久性、耐水性、耐磨耗性に優れていると言われています。また塩化ビニル樹脂の配合率を変えることで、主にコンポジションビニル床タイルとホモジニアスビニル床タイルに分かれています。コンポジションビニル床タイルは、塩化ビニル樹脂の配合率が30%未満のタイルでオフィス、店舗、学校など土足で歩き回るさまざまな場所で利用されることが多いです。ホモジニアスビニル床タイルは、塩化ビニル樹脂の配合率が30%以上のタイルで、意匠性が高く、色や柄のデザインが豊富で、コンポジションビニル床タイルと比べ柔らかいことから、住宅のキッチンや洗面室などの水廻りに利用されることが多いです。Pタイルには、この塩化ビニル系タイル以外にも、その材料によって、ゴム系タイルやアスファルト系タイルなどの種類があります。