日本ホームインスペクターズ協会は、住宅購入者が安心して住宅を購入できるよう、欠陥の有無や診断が行える専門家の育成を目指して2008年に設立された非営利団体をさします。ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務。アメリカでは州により異なりますが、不動産取引全体の70%〜90%の割合で住宅診断が行われ、常識となっています。同協会は、日本おける住宅診断の定着を目指し、住宅流通の透明化・活性化のための公認ホームインスペクターの資格試験・研修や、消費者への公開、建物知識の普及活動を行なっています。