L型キッチンとは、天板やキャビネットがLの形状のキッチンをいい、通常、コンロとシンクが一辺ずつにわかれて、90度で向かい合うように配置されています。そのため、コンロとシンク、冷蔵庫の位置を結んだワークトライアングルが短く、作業動線が短いことがメリットです。また、作業スペースが広くとれるため、複数人でも調理しやすいことも特長に挙げられます。一方で、L型キッチンはコーナー部分をうまく活用できず、コーナーがデッドスぺースになりやすいことがデメリットです。I型キッチンと比較して、広い設置スペースが必要になります。L型キッチンのレイアウトは、壁付けタイプと一辺がダイニングに接した対面式のオープンキッチンタイプの2種類が一般的です。