高気密・高断熱住宅(こうきみつ・こうだんねつじゅうたく)

家の隙間を可能な限り減らし気密性能を高めたもので、相当隙間面積(C値)が2cm2以下の住宅をさします。
屋根や外壁に断熱材等を入れ、開口部に断熱サッシなどを用いて断熱性能を高めたものを「高断熱」いいます。この「高気密」と「高断熱」をともに備えたものが「高気密・高断熱住宅」と呼ばれるものです。また、「高気密・高断熱住宅」を建てる際に基準となるのが「建築基準法」「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」「省エネルギー法」です。「建築基準法」はシックハウス症候群として断熱材など建材の基準、「品確法」は省エネルギー対策等級、「省エネルギー法」では省エネルギー基準がそれぞれ定められています。「品確法」と「省エネルギー法」は断熱性能の評価に欠かせない基準であり、住宅ローン「フラット35」での金利引き下げや税制の優遇制度の適用条件としても用いられています。また高気密高断熱にした場合には、内部結露を防ぐためにも、通気層を設けるだけではなく「24時間換気」などで通風を図る必要があります。

Fudousan Plugin Ver.6.4.0