靱性指向型設計(じんせいしこうがたせっけい)

建物は大きく分けて靭性指向型と強度指向型に分類できます。靭性指向型は、強度はRC壁式構造等に比べて小さいものの、変形能力が大きいタイプです。建物を変形しやすくし、変形することで地震エネルギーを吸収させようという方法を「靱性指向型設計」といい、日本に昔からある五重の塔や超高層ビル等がこれにあたります。強度指向型は、フレームや耐震壁の強度を大きくして地震力に対して力で抵抗する考え方で、RC壁式構造等がこれにあたります。

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