陰陽説と五行説が組み合わされた中国思想のことです。
陰陽説とは、世の中のすべてのことは陰と陽という対立したもので出来上がっているという考え方で、日本では陰陽道と呼ばれています。
たとえば、「天」「夏」「男」などは「陽」で、「地」「冬」「女」などは「陰」となります。五行説とは、世の中のすべてのものは木、火、土、金、水という5つの要素で出来上がっており、その循環によりあらゆる現象が起こるという考え方です。5要素には色が当てられており、それぞれ青、赤、黄、白、黒となります。そしてこの5色は住宅などの地鎮祭の際に使われる5色旗の基となっているといわれています。