間仕切り(まじきり)とは、建築物の内部空間を区切るものです。たとえば居間と廊下や浴室と脱衣所のように、建物内部では用途によってさまざまな空間ができますが、これらを区切るのが間仕切りです。間仕切りは内壁と呼ばれることもあります。内部空間を区切る間仕切りには外壁のような耐震性や強度が求められないため、石膏ボードやベニヤ板などの素材が用いられることもあります。また形状もさまざまで、壁のように固定式のものもあれば、カーテンや障子、アコーディオン式の仕切りなど、可動式の間仕切りが活用されることもあります。レイアウトや用途に応じてさまざまな素材でつくることができるため、間仕切りの種類は豊富です。ただし、壁として間仕切りを使う場合、一般的には石膏ボードやLGSと呼ばれる軽量鉄骨製の下地材が使われることが多いでしょう。