腰付き障子(こしつきしょうじ)

障子の下部分に腰板が張られた障子のことで、腰障子とも呼ばれています。腰板に絵が描かれることや、腰板に襖が張られているものもあります。腰板の高さは約30センチが一般的です。かつては雨を防ぐために腰板の高さが約60センチほどの腰高障子がほとんどでしたが、時の流れとともに室内用の間仕切りとして使用されるようになると、高い腰板は不要となり今の高さとなったと言われています。腰板のない障子紙だけのものは、水腰障子や腰無障子などと呼ばれています。

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