緑化重点地区とは、市町村により指定された緑化事業のモデルとなる地区です。
指定された地区は、各市町村により街路樹や公園、遊歩道などの整備を集中的に行います。また地区内の民間建築物の屋上、空地などの緑化に対して、条件により税制面での優遇措置もあります。
緑化重点地区の指定は、人口が密集した再開発地区などが対象となる場合が多いようです。1973年、都市の緑化を目的とした、都市緑地保全法が制定されました。市町村はこれにより、緑の基本計画を定めることができるようになりました。この緑の基本計画の一翼を担うのが、緑化重点地区の指定です。