総返済負担率とは、収入に対する返済額の割合をいいます。
住宅ローンを借りる場合、長期に渡って無理のない返済計画となるよう、金融機関ではこの割合を一定の範囲内に定め、総返済負担率による審査が行われます。総返済負担率は、次の計算式で算出されます。
・総返済負担率=(年間返済額/12)÷(申込者本人の年収と収入合算者の年収合計/12)
・年間返済額=今回の住宅取得の借入額+今回の住宅取得以外の借入額)
「フラット35」では、総返済負担率を年収400万円未満30パーセント、年収400万円以上35パーセントに定めています。実際の住宅購入に際しては、将来的な収入の安定性や子どもの教育費など家計支出の増減も考えて、無理のない資金計画が大切になってきます。