目通り直径(めどおりちょっけい)

立っている人間の目の高さの位置での立ち木の幹の直径のことをさします。「目通り周」とも呼ばれます。目通り直径や胸高直径(人の胸の位置に当たる幹の直径)、根元直径(立木の根元部分の直径)を比較すると、その樹木の大体の完満度(木の上下における細り具合)が推測でき、細り具合が小さいほど良く、樹幹が円熟に育っている状態を完満といいます。根元から1m上がるごとに、直径で1cm以内の細り具合であることが、良材の条件といわれています。

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