火災保険とは、火災や落雷などによる損害を補償する保険です。
火災は失火による場合には賠償責任がありません。そのため、自分の失火だけでなく類焼(もらい火)の被害にも備える必要があります。住宅ローンを借りるときや賃貸住宅に契約する際には、火災保険への加入が義務付けられています。
火災保険には、主として「住宅火災保険」と「住宅総合保険」の2種類があります。前者は火災・落雷・破裂・爆風・風災などによる損害保険です。後者は住宅火災保険の補償内容に加えて、建物外部からの衝突・落下・盗難・水災などに広く備える保険です。最近では2種類の分類だけでなく、さまざまな特約がついた独自商品がたくさん登場しています。