液状化(えきじょうか)

液状化とは、地震などにより地盤が液体のようになり、建物を支えられなくなる現象です。
液状化現象は埋立地や砂丘地帯、三角州、河川跡地など、地盤が砂地で地下水位の高い地域に発生しやすいのが特徴です。
1995年に発生した阪神・淡路大震災では神戸ポートアイランドで大規模な液状化現象が発生し、2004年の新潟県中越地震でも各地で液状化の発生が見られました。
液状化が発生すると、水や砂が地上に吹き上がったり、液状化後の地盤沈下や液状化した地盤が水平方向に大きく移動する側方流動などが起き、地盤が支持力を失って建物が倒壊するなど、甚大な被害を及ぼします。

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