水平起震機(すいへいきしんき)

建物を水平方向に揺らして、建物の振動状況を調べる機械のこといいます。2階建ての家ならば、起振機を建物2階の中心(1階の重心の上)に設置し、測定器を起振機から東西南北の方向の4隅に配置します。X方向・Y方向に分けて震度1〜2程度の揺れを起こし、測定器によってその時の震度を測って分析します。この作業により、どの部分の揺れが大きく補強の必要があるかなどかが分かるため、耐震補強工事が部分的な補強で済ませることができ、コストを最小限に抑えられます。

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