水廻りは使用頻度が多く湿気も多いため、ほかの場所よりも劣化が早く損傷が起きやすい部分です。そのため、こまめな水廻りの補修点検が欠かせません。一般的に言われている補修サイクルの目安は・床…水廻りに近い床は基本的に、2年〜3年ごとに防カビ処理、10年〜15年ごとに腐朽・破損・汚れ等の部分補修、そして15年〜20年ごとに全体のリフォームが必要だといわれてます。しかし根太の傷みが激しい場合には、5年〜7年目に根太の補給を行い、仕上げ材を含めて取り替え工事を行う必要があります。・浴室やキッチンの土台・柱…15年〜20年程度で腐食・腐朽が激しくなるため、その時期に補強・交換工事を行うといいと言われています。 ・壁・天井…汚れやクロスの剥離、カビなど塗装ならば3〜4年ごとに塗り替え、クロスならば4〜7年ごとに張り替え。タイルの目地落ちは随時、補修がいいと言われています。 ・給排水管…配管クリーニングを1〜5年ごとに、排水マスは2年ごとに清掃。また20〜25年をめどに、給排水管の交換が必要だと言われています。