格子戸(こうしど)

格子戸(こうしど)とは、木材を縦と横に組んだ扉や引き戸などを指します。縦方向の木材を「竪子(たてこ)」、横方向の木材のことを「貫(ぬき)」と呼びます。格子戸のメリットとしては、通気性が高いこと、風のほかに光も通すため閉塞感が少ないことなどが挙げられます。また、格子戸を通じて室内に入ってくる光の変化を楽しむことができるというメリットもあります。一方デメリットとして、凹凸が多いため埃が溜まりやすく掃除に手間がかかること、機密性が劣ることなどが挙げられます。格子戸はさまざまな用途で使われ、木材のほかにアルミ材など金属製の格子戸も存在します。竪子と貫の間に障子やガラス、板などが張られることもあり、和風のインテリアによく合うデザインとなっています。

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