柔構造(じゅうこうぞう)

伝統的な木造軸組工法では、柱や梁などの構造の接合部にある程度の余裕をもたせ、金具などによる補強などは最小限に抑えることで、地震や台風などの外圧を、軸の変形やねじれ、また接合部の「遊び」がその力を吸収することができます。こうした地震力や風圧力を受けとめ、逃がすような構造を「柔構造」と呼んでいます。一方で接合部を補強金具などで、頑強にして構造を一体化させたものを「剛構造」と呼びます。

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