木造軸組工法(もくぞうじくぐみこうほう)

基礎に土台を乗せて柱を立て、梁などの水平材を渡して骨組みをつくり、筋交いという斜めの材を入れて補強する構法です。「在来工法」とも呼ばれています。木造軸組工法は、軸で躯体を支えるのが特徴で、柱の位置や長さを自由に設定できるため、デザインや間取りの自由度が高いと言われています。また最近では、耐震性を高めるために、コンピュータによる壁量計算により筋交いや補強金物を適切に配置し、金物で接合部の強度を高めるなどの対策も行われています。現在使われている「在来工法」は西洋のセオリーが混入し、日本独自の伝統工法とは別ものだといわれている。

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