長野県の木曽地域から裏木曽地域(飛騨南部、東濃地域)にかけて分布する天然ヒノキのことをさします。他地域の檜が40年程で太くなるのに対して、木曽檜は同じ太さになるのに約70年程もかかります。その理由は、山の傾斜が険しく多雨で寒さが厳しい自然環境のため、生長に時間がかかるためです。しかしその分、木目が細かくなり弾力性の高い木になるほか、ゆがみや縮みが少ないため、伊勢神宮の遷宮用材や高級建築用材として重用されています。
長野県の木曽地域から裏木曽地域(飛騨南部、東濃地域)にかけて分布する天然ヒノキのことをさします。他地域の檜が40年程で太くなるのに対して、木曽檜は同じ太さになるのに約70年程もかかります。その理由は、山の傾斜が険しく多雨で寒さが厳しい自然環境のため、生長に時間がかかるためです。しかしその分、木目が細かくなり弾力性の高い木になるほか、ゆがみや縮みが少ないため、伊勢神宮の遷宮用材や高級建築用材として重用されています。