時刻歴応答解析(じこくれきおうとうかいせき)

主にビルなどの高層建築物などに用いられている構造計算方法のことをいいます。建築物を質量やバネ、減衰でモデル化し、時間とともに変化する地動加速度を与えて構造各部(測位点)の応答(変位、速度、加速度)を解析によって算出します。地震時の揺れを正確に予測できる方法として、阪神・淡路大震災以降から注目を集めるようになりました。建築基準法では、高さ60m超の超高層建築物の構造計算を行う場合に、この時刻歴応答解析が用いられます。

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