新耐震基準(しんたいしんきじゅん)

建物を新築する際には、どの程度の地震に、どの程度まで対応できるようにするかを決める必要があります。その目安となるのが耐震基準です。
旧耐震基準は、震度5強程度の揺れでも建物が倒壊しないような構造基準として設定されていました。昭和56年(1981)にこの基準が見直されました。これが新耐震基準で、目標は下記になります。
・数十年に一度発生する地震(東京では震度5強)の地震力に対しては、構造躯体が損傷しない。
・数百年に一度発生する地震(東京では震度7)の地震力に対しては、構造躯体が倒壊、崩壊しない。となっています。

これはあくまでも目安ですが、耐震、免震、制震いずれの方法を用いるにしろ、これを前提に建物は建てられることになります。

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