散孔材(さんこうざい)

広葉樹には、木の中にある水分が上昇する通路である道管がありますが、その道管の配列や分布によって分類されるものの一つのことをさします。散孔材は、道管が並んでいないため木目ははっきりせず、年軸が見え難いのが特徴です。主な樹種はブナ、ホオ、サクラ、カツラ、シナなどがあります。ほかの分類としては、ケヤキやナラなどの「環孔材」、カシなどの「放射孔材」などがあります。

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