押し角(おしかく)

細い丸太から作られることが多い木材・資材です。細い丸太では断面寸法が足りずに角の隅(1〜4隅)が欠けていて、規定の正角にはならない場合があります。しかしこの「押し角」にすることで稜線に丸みを残した角材として流通させ、資源の有効利用ができます。原料とする丸太の形状が異なっていても、同じ方法でカットすることによって同じサイズの押し角を作ることができ、土木工事の現場でもよく使われています。