待機時消費電力(たいきじしょうひでんりょく)

待機時消費電力とは、家電製品などが待機状態で消費する電力のことをいいます。
待機電力とも呼ばれます。
リモコンスイッチが普及し、家電製品の主電源を切ったり、コンセントから抜くことが少なくなりました。このように次回にすぐ使えるように常時待機状態でおくだけでも電力は消費され、家庭の電力使用量に占める待機時消費電力量は、平均で約10パーセントになるという調査結果も出ています。特にAV機器などの待機電力が大きいといわれます。
待機時消費電力は無視できない課題であり、最近では、省エネ型の待機電力の少ない家電も登場しています。このタイプは電気料金を節約するだけでなく、節電を通じて発電時に発生する二酸化炭素の排出削減にも有効だと考えられています。

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