建築確認済証とは、建物の建設や大規模な改修工事をする前に、建築確認申請を行い、建築計画が建築基準法などに適合していることが確認されると交付される文書です。建築確認申請を行う義務があるのは建築主で、建築確認業務は自治体の建築主事や指定確認検査機関が行っています。建築確認済証の交付を受けると、着工することが可能です。また、新築分譲マンションや新築分譲住宅、新築賃貸マンションや新築アパートの広告を出せるのも、表示規約によって建築確認済証の交付を受けた後に制限されています。建築確認済証は建築計画を確認して交付されるのに対して、検査済証は実際に建築された建物が法令に適合しているか完了検査で確認を行い発行される文書です。