宮大工(みやだいく)

神社・仏閣の建築や補修を手がける、伝統建築専門の大工職のことをいいます。寺社の建築には、釘を使わない「木組み」など、古来から続く日本独自の工法が用いられています。そのため、宮大工には「ヤリガンナ」などの特殊な工具を扱う技術のほか、木材やその土地の地質などについての知識が必要です。さらに、貴重な文化財を補修することもあるため、文化や歴史への深い理解も求められたりします。寺社の柱などの彫刻も行う宮大工は、職人であり芸術家でもあるとも言われています。

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