自分以外のある人物に、法律の範囲内における一定の事項を委任する意思を書いたものをさします。委任状を使うことで、自分がどうしても立ち会えない場合や、自分一人で行うことが難しい場合に、第三者に委任して行ってもらえる便利性があります。しかし、委任状を書くことは委任相手の第三者の行為に対して全責任を負わなければならないというリスクも持ち合わせています。
不動産に関していうと、不動産売買の際に委任状があると、委任をうけた人が当事者の代わりに契約をすることができます。ただし、契約当事者が遠方にいる場合や病気や怪我で入院している場合が一般的です。