土蔵造り(どぞうづくり)

日本の伝統的な建築様式で、四面の外壁を土と漆喰で塗り固めた建築物のことをいいます。一般的には「蔵」とよばれています。壁厚は約20〜30センチと分厚く、防火性に優れるのが特徴です。中世の頃から建てられていたと言われています。農家では、倉庫や保管庫として多く用いられてきましたが、商家では店舗としても利用されました。
現在では伝統的な外観をいかした街づくりが各地でおこなわれています。貯蔵用の土蔵としてではなく、店舗・住居を兼ねた見世物蔵として活用されています。

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