国有宅地(こくゆうたくち)

国有宅地とは、財務省が売り出している宅地のことです。
対象となるのは、行政目的に使用しなくなった旧庁舎や租税物納された土地、建物などです。国有宅地の購入には、一般競争入札に参加する必要があります。入札の公示がされると、一定期限内に郵送で入札を受け付け、最高価格を出した人が落札します。2006年7月からは未利用国有地の期間内入札には電子入札システムが導入されました。また、競争入札で売却されなかった物件は、 一定期間内にかぎり、だれでも購入できます。
なお、1994年に価格公示売却が導入されましたが、2002年に最低売却価格を公表した入札制度を導入したことで、この制度は廃止されました。国有宅地の売却情報は財務省のホームページなどで公開されています。

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