唐木(からき)

東南アジアやインドなどで伐採された紫檀や黒檀、タガサヤン、ビャクダン、カリンなどの熱帯産の木材の総称。唐(中国)の木という意味ではなく、かつては唐を経由して、日本に入ってきたことからその名がつけられています。そのほとんどが、市場価値の高い銘木であるのも特徴です。遣唐使の時代より日本に伝わり、唐木を使った唐木細工は正倉院にも保管されています。今でも、家具製作や住宅建築、指物づくりなどに広く用いられています。

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