内装工事とは、建築物の躯体工事や外装工事の後に行う、天井や壁、床、建具、家具の工事のことをいい、下地工事を含みます。内装工事の種類を挙げていくと、下地に関わる工事には、天井や間仕切り壁の下地をつくるための軽量鉄骨下地工事と、軽量鉄骨の下地の上に石膏ボードなどを張るボード工事があります。クロス工事は天井や壁に壁紙を貼る工事、床仕上げ工事はフローリングやクッションフロアなどの床材を張る工事です。塗装工事は天井や壁、建具などに塗装を施す工事、左官工事は天井や壁を漆喰や珪藻土などを用いて仕上げる工事をいいます。木製建具工事はドアや引き戸、襖などの建具を設置する工事、家具工事は、設置場所の寸法に合わせて製作した家具を設置する工事です。