修繕積立基金とは、マンションなどで将来の大規模修繕費用のために、入居時に支払う一定の修繕金をいいます。
毎月支払う修繕積立金を補填する役割があります。修繕積立一時金ともいいます。
かつて分譲されたマンションのなかには、長期修繕計画がずさんであったり、実際の大規模修繕を行うには修繕積立金では不十分だったりするものがあり、マンションの長期維持管理が問題視されました。また、地震などの災害による被害は想定されていませんでした。そのため、最近のマンションでは、入居時に修繕積立基金として数十万円を徴収するところが増えています。これは修繕積立金を補う1つの方法です。