価格査定マニュアルとは、財団法人不動産近代化センターが作成した宅地・建物の評価額についての標準モデルです。
宅地建物取引業者が売却依頼を受けた不動産について、専門的な観点から成約見込価格を算出することを価格査定と言います。
この価格査定は客観性のある実際的な価格である必要があり、また、媒介契約の締結に際しては書面へ記載しなければなりません。この価格査定の根拠として一般的に活用されているのが、価格査定マニュアルです。価格査定マニュアルには、土地、戸建住宅、中古マンションの3種類があり、立地、交通利便性、周辺環境、標準建築費、築年数、事例比較、仕上げ、間取りなど多くの評価項目によって査定します。