住宅性能表示制度は、法律に基づいて住宅の性能を表示する制度です。
この制度は、住宅品質確保促進法(品確法)に基づく住宅性能表示基準によって、性能比較ができるように表示を定めています。住まいの性能が、地震に対する強さ、火災に対する安全性、省エネルギー対策など10項目について、等級や数値で表示されます。
性能評価は第三者機関の評価員が行い、設計段階のチェック(設計住宅性能評価)と建設工事・完成段階のチェック(建設住宅性能評価)がなされます。制度の利用は任意で、評価を受けた物件には評価書が交付されます。建設住宅性能評価を受けると、万一トラブルが起きても「指定住宅紛争処理機関」が迅速に対応してくれます。また、住宅ローンや地震保険の優遇があります。