邸宅とは、一般的に広く大きな住宅のことをいいます。同じように使われる言葉が“屋敷”です。邸宅よりもさらに規模が大きくなると“大邸宅”や“豪邸”などとも呼ばれます。ただしこれらは法律などで明確に定義されている言葉ではなく、一戸建て以外に、マンションに対して使われることもあります。不動産会社によっては特に高価な物件を邸宅として紹介していることがありますが、基準はさまざまです。一般的に邸宅とされる物件の特徴としては、立地が良い、敷地が広い、建物が大きい、設備が充実している、建築材が高級である、景色が良いなどが挙げられます。住宅の品質が高い分だけ価格も高額です。なお、刑法の条文に記載されている「邸宅」は、空き家を意味しますが、こちらは一般的に知られている言葉の意味とは異なります。