事務手数料とは、不動産取引では主に賃貸借契約の更新の際の更新事務手数料と、売買で住宅ローンを利用する際の融資事務手数料のことを指します。賃貸借契約の更新に関わる更新事務手数料は、借主と貸主との間に不動産会社が入って更新手続きの事務を行う場合に、不動産会社に支払う手数料です。更新料が不要な場合には、更新事務手数料も発生しません。融資事務手数料は、住宅ローンを借りる金融機関に支払う手数料になります。融資事務手数料は利用する金融機関によって、定額型と定率型という料金形態があります。定額型の場合は借入額に関わらず、一定の金額です。定率型の場合は借入額に対して一定の割合となり、借入額が大きいほど融資事務手数料が高くなります。