建築や住宅で用いる冷暖房をはじめ、換気、給湯、照明などの設備機器のエネルギーを熱量換算した合計の値のことです。ただし、太陽光発電やエコキュートなどによる省エネ効果は評価の対象となり、全体の合計値から引かれます。また一次エネルギー消費量は、床面積、居住人数、部屋の種類によって変わるため、それぞれの床面積に応じて設定された標準的な一次エネルギー消費量で計算します。こうした過程を経て、住まい全体の一次エネルギー消費量が算出されます。一次エネルギーの消費量の評価方法は「平成25年 省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説」で確認できます。