ルイ16世様式(るいじゅうろくせいようしき)

18世紀後期、フランスのルイ16世(在位1774〜1792年)の時代の建築や家具、装飾などの様式のことをさします。ルイ15世様式の曲線を多用する繊細さから一転、再び左右対称、直線が主流となり、古代ギリシア・ローマの影響を受けつつ軽やかで優美さが特色です。この後ナポレオンの時代まで続く「新古典主義」のはじまりの時期とも言われます。古典的なモチーフがあしらわれ、家具の表面装飾は彫刻よりも寄木細工などに、そして脚は溝彫りされた先細りの直線脚などが特徴です。

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