リサイクル建材とは、リフォームや建替えなどで発生する廃棄物を原材料とした建築資材のことです。
現在、建設リサイクル法により義務化された特定資材を含め、多くが再製品化され流通しています。例えば、廃プラスチックと廃材を使用した木質材料、廃ガラスや下水汚泥灰を使用した塗装材、廃棄した瓦やガラスから作られるタイルなどがあります。さらにマンションの解体時に発生したコンクリート塊を、他団地で擁壁や道路等に活用した例もみられます。
今後の建造物は、性能や機能の質を落とすことなく、リサイクル建材、そして後のリサイクルが可能な建材を活用していくことが、求められています。