マンセル表色系(まんせるひょうしょくけい)

1905年アメリカの美術教育者で画家でもあったアルバート・マンセル(1858年〜1918年)によって考案されたカラーオーダーシステムのことをさします。色の三属性である色相、明度、彩度をもとに、それぞれ番号や記号で分類された色票を使い、物体の色と色票とを見比べて色を表現するのが特徴です。例えば「外観・屋根・建具等は、色相がマンセル表色系で0R〜10YRの色彩を用いる場合は彩度6以下とする」など、景観形成基準などにも用いられます。一般にデザイン関係の分野で多く用いられており、日本では「三属性による色の表示方法」としてJIS(日本工業規格)で採用されています。

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