「接着剤(ボンド)で接着」する加工技術の総称です。原材料から新素材を作り出すよりもコストが掛からず、ボンディング加工を行った素材に対してさらに加工を行う事でより多彩な素材を作り出すことが可能になります。住宅でいうと、保温効果を高めるなどの目的で、裏表の布の間に接着剤や熱融着によって、ウレタンフォームなどを張り合わせる加工のことをいいます。ウレタンフォームは、クッション性、耐久性に優れた「軟質ウレタンフォーム」と、断熱性に優れた「硬質ウレタンフォーム」に分けられ、断熱材、防水材、シーリング材、床材、塗料など、様々なところに幅広く用いられています。またこの加工は、衣服などの肌に直接触れないコートやジャケットなどのアウターによく用いられています。