ヘップルホワイト様式(へっぷるほわいとようしき)

18世紀後半のイギリスの家具作家ジョージ・ヘップルホワイトの名に因んだ呼称で、シェラトン様式、チッペンデール様式とともに、18世紀イギリス家具の3大流行様式のひとつです。ジョージ・ヘップルホワイトはランカスターで修業後、1775年頃ロンドンに定住して高級家具のデザインおよび製造を行なったとされています。古典様式を基本とした優美な形態や、庶民の暮らしに合うように形態・装飾を単純化したのが特徴で、特にハート形や卵形などの背もたれを持つ椅子が代表作として知られています。

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