ピーコックチェア(ぴーこっくちぇあ)

デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ヴェグナーが1947年にデザイン発表した椅子のことをさします。孔雀が羽を広げたような大きめの背もたれ部分の造作が素晴らしく、ピーコック(孔雀)の名前の由来にもなっています。華やかなデザインの桟をあしらったその大きく湾曲した背部は人間工学的な美を表現しており、孔雀の羽根を彷彿とさせる平らな部分が肩甲骨のあたりと重なるよう設計されているのも特色です。背もたれを構成する棒が矢(アロー)の形に似ていることから「アローチェア」とも呼ばれています。

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