トレーラーハウスとは、タイヤのついた車台の上にコンパクトな建物をのせた、住むことができる車両です。1ヶ所にとどまることなく、好きなときに移動して暮らせるメリットがあります。キャンピングカーとは異なり、住む際には同一の場所で長期間定着することが想定されるため水道や電気、ガスを引き込むことができる特徴があります。一般的には車両と見なされるため、不動産取得税や固定資産税は課せられませんが、車輪を取り外すなどの改造を行うと建築物となるため課税対象になります。通常は住宅が建てられない市街化調整区域などにも設置できますが、重量があり地盤改良をしないと沈んでしまうため、必ずしもどこにでも設置できるわけではありません。自治体によっては設置場所を規制している場合もあるので、設置前に確認する必要があります。