トップランナー制度とは、電気製品や自動車の省エネルギー化を図るための制度。市場に出ている製品の中で最も優れた性能レベルを基準にして、その基準以上を他の製品も目指すというもの。これまでは製品自体がエネルギーを消費する自動車やエアコン、テレビなど21種類が対象でしたが、2014年のいわゆる省エネ法の一部改正により、建材として初めて断熱材が加わりました。具体的には、グラスウール、ロックウール、押出ポリスチレンの3種類。これらを製造するメーカーは、2020年までに熱伝導率を平均6%前後アップさせる必要があります。