デュエット(夫婦連生団信)とは、住宅ローンの一種であるフラット35を利用するときに夫婦で加入できる保障制度のことです。通常の団信と呼ばれる“団体信用生命保険”は、主債務者が死亡もしくは高度障がいに該当する状態になったときでも、連帯債務者や連帯保証人が残りのローンを返済しなければなりません。一方でデュエットは、夫婦の片方が死亡もしくは高度障がいに該当した時点で、残りの住宅ローンが全額弁済されて、支払い義務はなくなります。デュエットは、このように手厚い保障を受けられますが、その分、金利が上乗せされることが一般的です。またデュエットを利用するときは、片方が主債務者となり、もう片方は連帯債務者となります。なおデュエットは戸籍上の夫婦だけでなく、婚約関係や内縁関係にあるパートナーでも加入ができます。そのほかの年齢や融資金額、期間などの条件は各住宅ローンによって変わります。