ソーシャルアパートメントとは、各個室のほかにリビングなどの共用部分を備え、入居者間のコミュニケーションを図ることを目的に運営されている賃貸物件を指します。水回りやリビングなどが共用で、各個室がプライベート空間となっているという点ではシェアハウスと似ています。シェアハウスは一戸建てを少人数で分割して使用することが多いのに対して、ソーシャルアパートメントは寮などを改装した大規模な物件が多く、数十人〜100人と収容人数が多いのが特徴です。共用部分を通らずに個室に行けるなどプライバシーに配慮されている物件も少なくないため、適度な距離感を保ちつつ入居者間で交流したい人に好まれています。防音室やホームシアターなどの充実した共用施設、共用水回りの清掃サービスなどが付加されている場合、賃料はシェアハウスよりも高めに設定されていることも。水道光熱費は定額を賃料とともに納める形が一般的です。