左右対称の意味で使われます。芸術やデザインにおいて頻繁に使われる言葉でもあり、大きさや形などの釣り合いがとれているため、規則性があって安定した調和が感じられますが、逆に単調になりやすいともいえます。フランスのノートルダム大聖堂など、ヨーロッパのゴシック建築はシンメトリーにできているものが多く、その他にはヴェルサイユ宮殿の庭園、インドのタージ・マハルなどがシンメトリーの代表例といえます。国内では、国会議事堂がシンメトリーの建造物として有名です。 シンメトリーとは反対に、非対称の構成やデザインは「アンシンメトリー」といいます。