コーキング(こーきんぐ)

コーキングとは、外壁の継ぎ目などにできる隙間に詰め物をしてふさぐことをいいます。シーリングもほとんど同じ意味で使われており、このような作業で使う詰め物のことをコーキング材やシーリング材などと呼びます。コーキングする場所は、外壁材の継ぎ目のほかにも、キッチンや洗面台、浴槽などの水回り、窓のサッシや屋根、通気口など雨水の当たる場所などで行われます。コーキングすることで建物の防水性や気密性を高めるほか、クッションとして建材同士の衝突や摩擦を防ぐという役割があります。コーキング材は風雨で自然と劣化していくもので、定期的に打ち直さなければなりません。住居のコーキングはリフォーム会社や塗装会社に依頼すれば対応してもらえますが、知識があれば自分で行うことも可能です。コーキング材にはシリコンやウレタン、アクリルなどのさまざまな素材があり、コーキングする場所によって使い分けます。

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