かつてイギリスの貴族が、別荘地を構える農村において住居として建築した邸宅をさします。日本ではアーリーアメリカン調のスタイルとカントリーハウス風のスタイルを混同している場合がありますが、建築におけるカントリーハウスは、あくまでも16世紀から1900年代初期に建てられた、これらのイギリス貴族の農村邸宅をさします。ゴシック様式、バロック様式と時代に応じて建築様式が変遷していますが、部材に石を使っている部分が多く、カントリーハウスをモチーフにした日本の一般住宅も、石造りの玄関などでその雰囲気を演出している家が多いです。